電化製品と地球環境問題について

earth

一緒に暮らす還暦の父と家電量販店に行った時、便利な家電を見ながら、自分が子供だった頃の話をしてくれました。

「昔は、暖房と言えば豆炭炬燵で、電気毛布の代わりは豆炭あんかだった。冷蔵庫も今の時代のような大きいものはなく、自家用車がない家も多かった。トイレはもちろん汲み取り式で、今のように勝手にふたが開いたり、水が出るトイレになるとは思ってもみなかったよ。お風呂だって、ボタンひとつで水を溜めて沸いたら声で知らせてくれるだろう。便利すぎる時代だよなあ!でも、便利便利で地球が壊れかけてきたんだよ…。」

私達が暮らすこの地球は、ここ200年の間に空気中の二酸化炭素の濃度がだんだん増えてしまい、現在の地球は過去1400年間で最も暖かくなっているのだそうです。その原因は生活するために使っていた石炭や石油・天然ガスなどから出る二酸化炭素や、牛や羊などの家畜を飼うことでメタンガスの濃度などの上昇。また、冷蔵庫やエアコンなどで使っているフロンガスの排出が主な原因と言われてます。

この地球温暖化の影響で、異常高温(熱波)や大雨・干ばつの増加などのさまざまな気候の変化をもたらしています。将来、地球の気温がさらに上昇すると、水・生態系・食糧・健康などでより深刻な影響が生じると考えられています。これから今後数十年から数百年で起こると予想される気候の変化がもたらす様々な自然・社会の影響に対して解決策を見いだしていかなければなりません。

そこで、地球温暖化対策として、新しく開発される電化製品も地球環境問題に配慮した製品の開発をおこなっています。

例えばフロンガス。以前は冷蔵庫やエアコンに使われていましたが、地球温暖化の原因のひとつとして考えられ、平成 14 年 10 月 1 日より《フロン回収・破壊法》が施行されました。なぜなら、アメリカのモリーナ博士と、ローランド博士らの研究によりフロンガスはオゾン層を破壊するということがわかりました。南極ではオゾンホールが発見され、人を紫外線から守るためのオゾンの量が減少することによって、皮膚がんや白内障などといった症状の発生率が高まることもわかったからです。

また、地球温暖化防止のためにCO2排出の抑制にも取り組んでいます。日本は、世界でも4番目に、二酸化炭素排出をしている国のひとつです。

家電製品からのCO2排出も、温暖化に多大な影響を与えており、各メーカーが省エネ製品の開発に取り組んでいます。

生活の中でもひとりひとりの認識が大切になってきています。冷房の温度をいつもの設定よりも1℃高く上げ、暖房の温度をいつもの設定よりも1℃低く設定することによって、二酸化炭素削減に効果があるそうです。電子レンジや炊飯器、テレビなどのコンセントのさしっぱなしは待機電力をカットすることによって二酸化炭素削減に繋がります。

ここ最近、よく耳にするようになったLED電球もCO2削減に大きく貢献すると期待されています。なぜLED電球が優れているか?それは、電球型蛍光灯よりさらに消費電力が少なくエコであることが注目されるポイントです。LED電球と白熱灯を比べると、1/7〜約1/8近くも消費電力を削減できるのです。消費電力が少ないということは、それだけ排出するCO2も少なくなります。また、LED電球のもうひとつのメリットは電球自体が長寿命であるという点です。ちなみに、白熱灯が1,000時間の寿命に対してLED電球は40,000時間の寿命と言われてます。

この地球が未来の子供たちと共に、幸せな暮らしを創造できるよう、私たち一人一人が誰にでもできる身近なことからCO2の排出を減らし、そしていつか自分が還暦・古希・米寿と歳を追うごとに、地球温暖化が緩やかになることを願っています。

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